上勝阿波晩茶の抗アレルギー作用について徳島大学の福井裕行教授がこのような研究をしています

四国まるごと「食と健康」イノベーション2013「医療」関連シーズ5-No.8
研究テーマ : 阿波晩茶の抗アレルギー作用
所属氏名等:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 教授 福井裕行研究シーズ概要

アレルギー疾患の発症メカニズムとして疾患感受性遺伝子発現の亢進によることが明らかとなった。
アレルギー疾患の治療には抗ヒスタミン薬が用いられが、この治療薬はひとつのグループの疾患感受性遺伝子発現を抑制することができる。
しかし、もうひとつの疾患感受性遺伝子発現を抑制することにより、たいへん強い症状改善が達成できることが分かった。
そして、阿波晩茶がその遺伝子抑制作用を持つことが明らかになった。

(想定される)応用範囲
今後の展望
ズバリ、花粉症を始めとする、アレルギー疾患の症状を非常に改善することができる。
阿波晩茶の有効成分と薬効発現機構の研究が進展しており、阿波晩茶の研究を生かした新規アレルギー疾患治療薬の開発が可能である。
さらに、阿波晩茶の有効成分の薬効はアレルギー疾患のみならず、糖尿病などの慢性疾患にも応用可能である。


 

福井教授は数年にわたり上勝町の晩茶農家を訪れ研究されました。
この研究は上勝町の晩茶がサンプルであり他の産地ではありません。
晩茶は乳酸発酵のお茶でありその乳酸菌が重要であることは間違いなく、今後の上勝阿波晩茶の研究に期待したいと思います。